英語だと思っているカタカナコトバ 〜英語からの外来語が英語学習を難しくしている?〜
英語からの外来語は他の言語からの外来語と比べ、圧倒的な量を有しています。その外来語の知識があるために、日本人の英語学習を難しくしているという仮説はどうでしょうか。
以前、日本人の観光客が英語を使うが通じず、なぜ通じないのかというのをパロディ風にまとめたビデオを見たことがあります。そのビデオには吹き出すシーンがたびたびありましたが、自分も英語を習いたてのころ、そうした間違った英語を使っていたのかと思うと、びっくりです。
ショッピングセンターの洋服屋で、“I want a trainer.”と日本人観光客が店員に言います。店員は怪訝な顔をしてしばらくしてから、OK、と言ってその客を近くのレーニングジムに連れて行き、“This is your trainer.”と紹介し、客は“trainer”に腕立て伏せを命じられます。英語では、「トレーナー」は“sweat shirt”ですね。
また、部屋からお客が、“I want a morning service.”とフロントに電話をしたところ、“OKと言って、スタッフが客の部屋に来て、「教会にお連れします」と言ってお客を教会へ連れていきました。そして、“This is a morning service.”と言いました。英語の“morning service”は、「朝の礼拝」という意味ですね。コーヒーショップの「朝食セット」という意味ではないわけです。
上記のビデオはパロディですが、いずれも英語だと思って使ったカタカナ語による間違いです。こうした「日本人特有の英語」が世界中で使われているわけです。英語学習をする上で、外来語の知識があるために陥る言葉の誤用には気を付けたいものです。
指導者は、英語からの外来語と本来の英語の意味や語法の相違については意識していく指導していく必要があります。「コンビニ」が“convenience store”であることは小学生でも知っていますが、「アルバイト」がドイツ語からの外来語で、英語では“part-time job”ということを知っている学習者は意外と少ないと思います。指導者はそうしたことを学習者に興味を持って説明していくことが肝要になっていきます。
次回をお楽しみに!
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テーマ: 英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育
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