新ホームページ開設!!!
2008-03-28
先日、英語教育推進委員会の新しいホームページを開設しました。http://www.npo-cpee.org
英語教育推進委員会として活動を始めて4年、来月には5年になろうとしています。この新しいホームページを通じて、英語教育に関する情報や研修会のお知らせ等をはじめ、これまで以上に充実した情報を発信していきたいと考えています。
現在、ホームページでは、これまでの活動実績や現在携わっている英語教育関連の研修などの情報のほか、メルマガ登録をされている先生方向けの専用ページでは、すぐに使える英語活動実践例等も掲載しています。(既にメルマガ登録をされていらっしゃる方には、後日IDとパスワードを発行し、メールにてお送りする予定です。もうしばらくお待ちください。)明日からでも使える情報がたくさん掲載されていますので、ぜひご活用ください。
昨日、横浜市教育委員会主催で行われた小学校英語1日研修の様子も、近日中にブログ・メルマガ・ホームページで報告をする予定です。ぜひお楽しみに。
英語研修はこうあるべきだ!
2008-03-18
ここ最近、よくどんな研修が必要とされていると思うかというご質問をいただきます。今回は、私共 NPO法人 国際教育振興協会 英語教育推進委員会がどんな考えを持って英語研修あたっているかをお話したいと思います。最近、新聞や雑誌を見ると、教師の指導力アップのための「○○研修」といった見出しをよく目にします。NPO国際教育振興協会 英語教育推進委員会は、今までに自治体主催の小学校・中学校・高校の先生方向けの研修会、公教育・民間教育を問わず、英語教育に携わっている先生方向けの研修を実施して参りました。当協会では、主に以下のような研修内容で研修会を実施してまいりました。
■ 教員研修プログラム内容例
・ 子どものために『小学校担任教師』がもっと主体的に英語活動を行うには
・ コミュニカティブな英語を教えるための5つのテクニック
・ 小学校担任の先生が抱えて問題を解決する〜Q&A〜
・ テキストを使った小学校英語実践編
・ Chants & Songs
・ JTE+ALT=SUCCESS
・ 小学校における年齢・発達段階を配慮した最適な英語指導を考える
・ The Perfect Teacher
・ ジュニア英語指導における言語素材の料理方法は∞!
・ 英語発音クリニック
・ Classroom Management Seminar
・ Motivation Factors and Classroom Atmosphere Workshop
・ Learning Style Seminar
・ Evaluating Student Progress Workshop
・ 効果的なクラスルームイングリッシュの使い方
研修会に参加された方々から、「大変役に立った」「次回も大いに期待したい」といったお褒めの言葉をいただきました。また、さまざまなご要望もいただきました。しかしながら、現実問題として参加者の方々全てを満足させられる研修会の実施は困難です。そこで、私どもは研修会の開催にあたって、いくつかのポリシーを確立することが責務と考えました。以下はほんの一例ですが、研修会を実施する上では、必要な要素について簡単にご説明します。
■ 教師研修で必要なこと
1)研修を受ける前の準備
対面研修を受けていただく前に事前に資料の一部を学んでいただく課題や、それにまつわる情報提供(ブログ、メールマガジン等)を行うことで、研修会に能動的・積極的に参加していただくようにしています。
2)常に学習者の立場に立つ
研修を受ける先生方に常に学習者を意識して研修会に臨んでいただく。具体的には、研修で扱ったアクティビティをご自分の学習者に実施する場合のメリットや課題、変更点などを想定していただく。こうすることで、すぐに実践に活かせることが可能になると思います。
3)固定は死!
1)とも関連しますが、研修で取り上げたことを、そのままスライドさせて使うことは難しい場合 が多いと思います。現場の状況に合った形に臨機応変に変更することがポイントになると思います。また、たとえ研修自体も当然のことながら、研修を受ける参加者に応じて加減します。
4)新たな発見、モチベーションの向上
研修に参加された方に、「目から鱗」の要素・新たな発見や気づきがある内容であることがポイントかと思います。参加することで、モチベーションが高まる内容でなければならないと思います。また、その場でのモチベーションの向上に終わるのではなく、現場に戻った後にもそのモチベーションを継続できるよう、新しい情報を発信し続けます。
5)モギ授業(体験型授業)
これは、参加されたご要望が高いものです。モギ授業(体験型授業)のメリットは、参加者が学習者として授業を受けることで、授業の進め方、テンポ、どこがつまずきやすいか、などが理解 できる、という点です。
6)To teach is to learn.
「教えることは学ぶこと」、ということを研修会を通じて実感していただくようにしています。
今後もこういった研修会を開催していく予定です。もちろんその際は、このブログで情報を発信いたしますので、ぜひその時はご参加ください。
世界の言語教育Part2
2008-03-06
前回は、ヨーロッパの言語教育についてみましたが、今回はアジア諸国での英語教育に着目してみたいと思います。日本と他のアジア諸国の英語教育
下の表は、アジア主要国での小学校での英語教育の学習時間数の比較です。資料は少し古いですが、概要を掴む上で十分な資料だと思います。これらの資料は、主に都市部での教育事情ですので、下の表はその国全体の状況を表すものではありませんが、それでも都市部では、タイをはじめ十分すぎるほどの時間を英語教育に割いていることがわかります。韓国や中国では学習レベルも高く、小6段階で日本の高校受験レベルの英語力を要求しています。

中国の小学校では、年間160時間も英語教育をしています。これは、日本の公立中学での英語の年間授業時間数(約105時間)と比較してみてもはるかに多い時間数です。小学生に要求されている英語力は、日本の公立中学校卒業のレベルといえましょう。2年前に中国の胡 錦濤国家主席が卒業した小学校(北京航空大学附属小学校)を訪問したことがあります。校庭で遊ぶ小学校2〜3年生と英語で話ましたが、そのレベルの高さに舌を巻いたものです。さらに驚いたことは、留学経験もなく、英語力もそれほど高くない若手教師が指導にあたり、素晴らしいALL ENGLISHによる指導を実践していたことです。
タイのように極端な例もありますが、学校外でも英語学習に多くの時間数を費やしており、日本の時間数がかなりお粗末に見えます。中国やタイなども英語教育ブームはここ数年で体制が整っています。すでに、韓国などでは、小学校で英語を学んだ子とそうでない子の差が顕著に現われています。小学校での英語教育の成果が出ています。日本もようやく英語必修化になりますが、他のアジア諸国との間の溝を埋めるには相当な時間と労力がかかるでしょう。 今後の動向に注目したいです。



