この夏に英語指導力・スキルアップを! Part3
2008-08-25
第3回は、授業を活性化させるための「言葉遊び編」です。言葉遊びを授業のはじめ、中間、終わりのいずれかに入れることで授業が活性化されます。以下ものは東京都杉並区立和田中学校の英検クラス(アドベンチャーコース)で実際に生徒に英語指導で行ったものです。
まずは、ウォームアップとしてのしりとりです。
1) eraser⇒red⇒door⇒read・・・ 品詞に関係なくつなげていくもっとも簡単なパターン
2)people⇒egg⇒ghost⇒tree・・・ 名詞編
3)beautiful⇒little⇒easy⇒young・・・ 形容詞編
4)orange⇒egg⇒grapefruit⇒tomato・・・ カテゴリー編
1)2)であれば、口頭でどんどんつなげていくことができますが、3)4)になると書く方がいいですね。私は、このしりとりを主にウォームアップで使いましたが、授業の終わりに今日学習した単語を挙げ、それからしりとりをスタートさせることもできます。時間は長くて3分程度ですが、生徒たちの集中力は途切れません。最初は、3分で10単語程度だった生徒が、1ヶ月後には、30単語と、効果がでました。頭の体操としてもいいですね。
次に即席作文です。
教師がある単語(前回の授業で学習したものなど)を挙げ、その単語を使って、生徒が即席で文を作るという活動です。
例1
教師:apple
生徒: I eat an apple every day.
例2
教師:apple, banana
生徒:Which do you like better, apples or bananas?
単語の数をだんだん増やしていくことで長い作文をつくることができます。単語数が少なければ、口頭で、多い場合には書かせました。Speakingと Writingの指導に適しています。学習したばかりの文型を指定し、作文させるとより効果的でしょう。
こうした言葉遊びを授業に取り入れることで英語アレルギーも緩和されるのではないでしょうか。
■粋な英語フレーズ
・ピンとこない。
It doesn’t ring a bell.
この夏に英語指導力・スキルアップを! Part2
2008-08-18
前回、シリーズの途中で、練馬区教育委員会主催研修会の報告をいたしましたが、今回からまたシリーズに戻って記事をお届けします。
さて、第2回は「カラオケで英語耳を磨く」です。
テキストを開いて英語を学ぶ、とい学習が苦手な方がいらっしゃいますね。私の友人にカラオケで英語をマスターした(自称)という人がいます。彼は中学生の時からビートルズなどの曲を口真似していました。彼の学習法?は、歌詞を見て、和訳を見て内容を理解して、といったプロセスではなく、曲を聞き、聞いたものをそのまま再生する(まねる)という少々乱暴な学習法でした。始めのうちは、当然のことながら、お経のごとく分かる単語は少なく、意味はチンプンカンプンだったそうです。それでも何十回、何百回と歌っているうちにメロディーばかりでなく、曲の意味もだんだんと理解できるようになった、といいます。感じるようになったそうです。
印象的だったエピソードがあります。私が高校の時、私のうちにイギリス人の友人が遊びに来ていて、たまたま私の友人が歌った音楽テープを流したところ、「この歌手の名前は?いい歌だね!」と。私は、そのイギリス人の友人に「実は、私の友人でいつも洋楽を歌っている日本人だ」と言ったら、彼は驚いて、「日本人だって?ネイティブでしょう。」と。私の友人のカラオケ学習法は、ネイティブの発声法を身に付けたというわけです。
カラオケは、英語ばかりでなく、言語の音声学習には大変有効なようです。洋楽が好きな方はもちろん、英語耳を鍛えたいという方、この夏にカラオケで英語発音トレーニングをしてみてはいかがでしょう。
■粋な英語フレーズ
・タバコは百害あって一利なしだ。
You have nothing to gain from smoking.
練馬区教育委員会主催の研修会を終えて
2008-08-04
7月30日、8月6日、7日と練馬区教育委員会主催の研修会で英語教育推進委員会が研修を担当する機会がありましたので、簡単に報告したいと思います。研修は担当教員(HRT)と指導員(JTE)が対象で、学級担任が70名あまり、指導員が50名でした。
研修時間は3時間あまりでHRTとJTEでは若干研修内容が異なります。
HRT向けには、Songs & Chantsと発音トレーニング、モチベーション、数字を使った模擬授業、教材紹介(歌、Big Book、小道具)。
一方、JTE向けには、Songs & Chants、Storytelling、教材紹介(歌、Big Book、小道具)。
さて、今回の研修会で最も感動したのが、Songs & Chants の時の替え歌です。2〜5名グループに分かれて15分以内に子どもたちがすでに聞いたことがある英語の曲、あるいは日本の童謡に英語、部分的に日本語で歌詞を付ける、というワークショップを行いました。多いクラスでは10グループ以上になりましたが、皆様素晴らしい替え歌を披露してくださいました。担任の先生のジェスチャーをふんだんに取り入れた替え歌は目に焼きついて離れません。また、指導員の方は英語が流暢な方たちですから、英語そのものが素晴らしく、これまた感動しました。
また、今回小道具としてご紹介したのが、100円ショップで購入した1000円分の小道具です。これには参加された先生方も大変関心を示されたようです。
■粋な英語フレーズ
・初耳だ。
That’s news to me.


