国際理解教育とは

 2008-09-19
今回は、小学校や中学校で実施されている国際理解教育について考えたいと思います。 

国際理解教育のねらいを御園和夫氏は以下のように定義しています。
「国際感覚豊かな人間を育てる。自分とは異なる文化や習慣、考え方を持った人々に対し、偏見を持たずにごく自然に共に生きていける資質や能力を育成する。」

この中でポイントとなるのが「偏見を持たずに」の部分です。自分の文化にないものは、おかしなもの、変なものと感じる偏った見解を持つのではなく、おもしろい、興味深いと感じられる豊かな感性を育てることを国際理解教育の目標としています。しかしながら、「全ての文化には、その文化の持つ規則と価値が存在する」ということを子どもたちに理解させることは、実は意外に難しいものです。

実際の指導において、教師からの一方的な話だけでは不十分です。子どもたちが納得し興味を持つようになるには、できるだけ実体験できる場の提供が必要でしょう。理想としては海外への短期留学です。しかし、これはなかなか難しいです。方法論として考えられるものに、ビデオ・音楽・写真・実物の活用、伝統的なゲーム・遊びの体験、ネイティブスピーカーからの話などがあります。教室にいながらにして、子どもたちの関心をひくツールをうまく使うことで、子どもたちの関心度は高まり、結果として異文化を色眼鏡で見るのではなく、外国の人々と共生できる資質や能力の育成につながると思います。

異文化に触れるメリットは、自国文化の長所や短所がわかり視野が広がります。また相互理解に言語の必要性を感じ、言語学習への動機づけとなります。こうしたことからも国際理解教育の意義は大きいといえます。



■粋な英語フレーズ
・わがままはよしなさい。
Don’t act like a baby!


*****************************************************************************
ランキングに参加しています。
Enjoy Teaching English!!ブログを応援してくださる方は、
以下のバナーをボチッとクリックお願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ

よい教師とは

 2008-09-10
今回は、人生に大きな影響を与える教師について考えたいと思います。 

中国の諺に「魚を一匹与えると一日分の食料が確保されるが、魚釣りを教えれば一生分の食料確保が約束される。」というのがあります。ご存知の方も多いと思います。魚を一匹食べれば、その日は生きられるというのは「知識」です。一方、魚釣りの仕方を体得できれば、一生生きられるというのは「智恵」です。

よい教師とは、単に子どもに知識だけを与えるのではなく、学習の仕方はもちろんのこと、将来壁にぶち当たった時に、それを乗り越える術(智恵)を伝授できる教師だと思います。幸い私も大学時代の恩師がそういった教師でした。彼は、常にオリジナリティにこだわりました。レポートを出した際に、「文章はよく書けている。しかし、【君】が文章の中にいない」と。今振り返りますと、個性と経験を尊重し、つねに智恵(人生・生き方などに関わる経験に基づいた考え。道理や善悪などをよく判断し、物事を上手に処理する頭の働き)をもって生きることの大切さを説いてくださったと思います。

イギリスのユダヤ教徒のJonathan Sacks氏 は教師について次のように言っています。
「スポーツ選手、スーパーモデル、テレビのパーソナリティーなど今日たくさんのヒーローが存在するが、彼らの名声は15分しか持たないし、次々に現れては消えていく。でも素晴らしい教師から受けた影響はずっと残り、教師とは我々の人生を真に形作る人たちなのである。」



■粋な英語フレーズ
・彼は読書に没頭していた。
He lost himself in reading.


*****************************************************************************
ランキングに参加しています。
Enjoy Teaching English!!ブログを応援してくださる方は、
以下のバナーをボチッとクリックお願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ

語学の学習はさまざま 〜私の先生はテレビドラマ〜

 2008-09-02
海外に住めば、語学が上達すると考える人は多いと思います。私もそう考えました。しかしながら、実際に仕事で海外に行く機会があり、意識して学習しなければなかなか上達しないことが分かりました。

私は1988年〜1989年(1年半)にかけ、韓国のソウルの語学学校に日本語教師として赴任しました。赴任当初は、簡単なあいさつ程度の韓国語しかできませんでした。

月曜日から金曜日まで、1日8時間ほど授業を担当するというハードスケジュールでした。授業中は韓国語禁止という中で6ヶ月が過ぎました。私の韓国語の実力は赴任当時よりは上達しましたが、日常の簡単な会話しかできない初級レベルでした。

このままではまずいと思い、一念発起して学習を始めました。大学や韓国語の先生についての学習は業務上難しかったので、私が取った方法は、テレビでした。しかも日常の会話の場面が出てくるドラマ(冬のソナタのようなもの)を見ることでした。毎日、テレビの前に座って、「宜しくお願いします」と言って、朝夜2時間ほどドラマを見ました。はじめのうちはもちろんちんぷんかんぷんでした。しかし、根気よく見続けているうちに、不思議なことに耳が慣れてきました。レストランの場面、銀行の場面、道を尋ねる場面等、ドラマは日常生活そのものです。例えば、レストランでウェイターがお皿を「お下げしましょうか」、お客が「下げてください」という場面があれば、その表現をノートに書き、レストランですぐ使うということを半年ほどやっているうちに、日常会話に不自由しなくなりました。

韓国語は日本語と語順がほぼ同じで、漢字語の発音も酷似していますから日本人にとっては学習しやすい言語と言えます。しかし発音は決してやさしくありません。20年後の今も耳から覚えた言語だからでしょうが、不思議なことに忘れていません。語学の学習の仕方は人それぞれだと思います。文法から入る人、カラオケで学ぶ人、洋書のファッション雑誌で学ぶ人がいます。皆さんはどんな学習をされていますか。是非お聞かせください。



■粋な英語フレーズ
・不幸中の幸いだ。
It could have been worse.



*****************************************************************************
ランキングに参加しています。
Enjoy Teaching English!!ブログを応援してくださる方は、
以下のバナーをボチッとクリックお願いいたします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫