子どもとのコミュニケーションで大切なこと

 2009-06-08
みなさん、こんにちは。
さて今回は「子どもとのコミュニケーションで大切なこと」について、考えてみたいと思います。最近よく、児童英語教育に携わっている先生方や小さなお子様をお持ちのお母様方から、「子どもとどう関わったらよいのか」、という質問をよく受けます。

Clare Albrightは、The Top 10 Tips for Communicating with Children 「児童と心通わせるための10か条」で以下のように述べています。

児童と心を通わせるための10か条

1. 児童が今考えていることを聞いてみる。その為に大好きな食べ物、おもちゃ、映画、ゲーム
   などについて尋ねてみる。
2. 何かを教えようとする前に、児童の感情を読み取る。
3. 今なされている会話に児童が割り込むのではなく、順番が来るまで待つことを覚えさせる。
4. 児童がいるときは、簡単なゲームを一緒にする。
5. 児童と目線を同じにする為に身をかがめたり、床に座ってみる。
6. 児童と一緒におもちゃで遊んだり、お絵かきを楽しむ。
7. 児童に面白い話をしてあげる。
8. 児童とした約束は、必ず守る。
9. 5分でもよいので、児童と100%向き合ってコミュニケーションをとる。
10. 全て教え込むのではなく、児童に質問をして考えさせ、答えを導き出す。

全て大切な要素ですが、この中で、私が特に感銘を受けたのは、8の「5分でもよいので、児童と100%向き合ってコミュニケーションをとる」です。急がしさにかまけて、児童と100%向き合ってコミュニケーションをとっているか、と自らに問いかけてみると、答えは「否」となってしまいます。些細なことでよいから、子どもと話すこと、しかも「あなたの言っていることにとても関心があります。」という態度で接することは、大人の義務と言えましょう。子どものときに、家族や友人、その他の大人の人とどれだけコミュニケーションを深めたことが、その子が将来にどれだけ役に立つか分かりません。

私は、子どもとのコミュニケーションにおいて、大切な要素として「聴く耳をもつ」と「共感する」という点があると思います。子ども、特に園児の場合を例に挙げますと、ロジカルに筋道立てて話を構成することができません。思ったことを、脈絡なく話すことも多いものです。この時、大人は一瞬戸惑い、時には苛立つこともあるでしょう。しかしながら、「うん、うん、あなたの話を聴いていますよ。」と相槌を打ってあげたり、「そうだね、その通り。」と同意を示してあげることで、子どもは大変安心するものです。こうすることで、子どもはにこにこしながら話が止まらなくなる、つまりコミュニケーションの楽しさを全身で表現するようになります。

「あなたに関心をもっているよ」

こんなメッセージを、子どもたちに送り続けること、これが私たち大人の使命と言えましょう。

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