モチベーションを高めるには「あいさつ」から
2009-02-16
先日ある「コミュニケ-ション学」についてのセミナーに出席しました。開口一番、講師は、コミュニケーションの肝心要は、「あいさつ」です、とおっしゃいました。
「あいさつ」と聞いて、「何だ」と思う人もいるかも知れませんが、私は新鮮な驚きを覚えました。
毎日交わされるあいさつですが、実はこのあいさつが、人に与える影響は計り知れないということです。朝、元気のないあいさつをすると、相手の能力、モチベーションを下げることになるそうです。また、こちらがあいさつをしたにも関わらず、相手があいさつをしない、という場合にはなおさらモチベーションを下げる結果になります。元気なあいさつは、自分も相手も爽快な気分にしてくれるというわけです。
さて、ポジティブな表現とネガティブな表現を使った実験がありました。講師が会場からボランティアを一人呼び、前屈をさせます。先ずは、「悪口」を言われた後に前屈をしますと、身体が曲がりません。次に褒めます。そうすると、曲がらなかった身体が不思議と曲がるようになるのです。皆さん、本当ですよ。これは、褒められることで、ドーパミンホルモンが(快感ホルモン)が分泌されることによる現象だそうです。喜びのホルモンが分泌されると、人間のモチベーションが高まるというわけです。このように、他人の言葉、いわゆる外部誘導の刺激を受ける場合と、自らの言葉によってモチベーションを高める、いわゆる自己誘導があります。後者の例として、「私の身体は硬い」と言って前屈すると曲がらず、一方、「私の身体は柔らかい」と言って前屈すると曲がるという現象になって現われます。
次の例をご覧ください。
「病気が治る」と「元気になる」、「やせたいの」と「美しくなりたい」、「肩こりが治る」と「血行が良くなる」という表現を比べると、現象自体は同じで合っても、そこには明らかに大きな差があります。「病気」「やせる」「肩こり」というマイナスイメージの言葉を使うのではなく、「元気」「美しい」「血行が良い」というプラスの表現を使うのとでは、雲泥の差が生まれると言えます。
ポジティブな表現がモチベーションを高め、ネガティブな表現がモチベーションを下げるという明白な原理原則を再認識し、常にポジティブな表現を使い、物事に臨むならば、自らの潜在能力を高めることは可能と言えます。人との円滑且つ心地よいコミュニケーションを実現するために、今回の要素は大切な視点と言えましょう。
■粋な英語フレーズ
・彼女はきむずかしい人だ。
She’s a difficult person.
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