韓国教育事情 Part1
2007-10-29
去る10月25日〜26日にかけて韓国の民間教育を視察する機会がありました。今回から3回にわたり、そのレポートを掲載いたします。<背景>
韓国は、教育熱の高い国で知られています。人口の約4分の1がソウル一極に集中しており、大学も地方大学ではなく、ソウルの大学に進学しなければ一流企業への就職もままならない、という状況です。当然のことながら公教育だけでは、大学入試で合格を勝ち得ることが困難です。そこで、日本のように私塾(韓国では学院)に通う生徒が多くなります。
ちなみに初任給では、大学卒は高校卒の約2倍だそうです。
韓国でも少子化が進み、最近では一人っ子の家庭が多いです。驚くのは、教育費の額です。
教育費を稼ぐために夫婦共働きをしていますが、何と平均して一人の子どもにかける教育費(小学校〜高等学校)は給料の約40%にも上るとのことです。仮に共働きで40万(日本円)の収入があるとして、月に子どもの教育費に16万円を費やしていることになります。年間で約200万円になります。親の教育費の負担は、昨今深刻な社会問題にもなっています。
ここまで教育費にお金をつぎ込むのは、前述したソウルの有名大学への進学という構図があります。
<語学学習人気>
20年前に韓国に訪問した時に大学生は大学3年生になると、学部を問わず、猫も杓子も語学とコンピューターを学習するということを聞いたことがあります。20年たった今も、語学学習人気は衰えるどころか、最近は2ヶ国(英語にもう一ヶ国語)があたり前になっているということです。韓国国内のグローバル企業の台頭、それに伴い語学ができなければビジネスが成立しない状況もあります。語学できるかどうかで、就職の際のポスト、賃金に相当な差があるようです。
では、次回は訪問した韓国の学院についてレポートいたします。ぜひお楽しみに。
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