研修が子どもたちの学習を変える! Part1

 2007-11-19
今回は、教師の研修について考えたいと思います。
昨今、子どもの学力の低下がクローズアップされ過ぎています。学習内容の削減、ゆとり教育の弊害と片付けてしまうのは簡単なことです。しかしながら、一方において、学習者である子どもたちを指導する側の教師の指導力はどうでしょうか。

1980年代までは日本の教育は世界最高水準と言われていました。それは、教師の指導力があったからからです。OECDPISAの「生徒の学力到達度調査結果」によると、そのトップはフィンランドです。フィンランドでは小学校の担任教師は全て大学修士課程修了者で、さらにその中から適格者が厳選され、また、特定の教材もなく、教師の教務力に因るところが大きいと言えます。アメリカの教師も多くが修士号を取得しています。日本の教師で修士号を取得している小学校教諭がどれだけいるでしょうか。

研修にどれだけ時間を割くか、これが子どもたちの学力にどれだけ影響を与えるか、といことを考えると、研修時間は1分でも多い方が良いと思います。例えば、日本語教師養成講座では420時間(理論と実践)が、最低のラインです。外国人に日本語を教えるためには、最低この程度の時間が必要ということですね。

研修の形も集合研修、レポート形式、最近ではオンライン研修、自分の授業をビデオに納めるなどさまざまな形態がありますが、定期的な研修が絶対的に必要です。30年間同じ指導法では通用しません。時代に合った指導を行うためには、日々是学習です。

次回は、児童英語教師の研修会について触れたいと思います。お楽しみに。
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