研修が子どもたちの学力を変える! Part2
2007-11-22
今回は、児童英語教師の研修会ついて考えたいと思います。
今までに児童英語教師向けの研修会に多く参加したことがありますが、研修内容は大きく2つのカテゴリーに分かれます。一つはアクティビティーを中心とした研修会、もう一つはアカデミックな研究発表です。前者は、授業ですぐに使える具体的なものを扱うので、指導者にとっては有益な情報といえます。後者は、データに裏打ちされた実践事例報告なので、そのまますぐ授業に活かせませんが、今後の授業運営やカリキュラム作成等に関して資料として参考になります。
NPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会では、小学校の先生方、自治体向けの研修会や、「プロ英語教師育成カレッジ」と銘打った公教育・民間教育を問わず広く英語教育に携わっていらっしゃる先生方向けの研修会を実施してきました。私どもの研修会も基本的には上記の2つの研修内容を網羅していますが、それ以外に、「理論」をベースとした「実践」トレーニングという観点から、意識的に理論的な部分を取り上げてきました。
例えば、アクティビティーを行う際に、目的、到達目標、結果、評価、といった部分が理論に裏打ちされた実践になっているか、という点を研修の中に盛り込むのです。闇雲に「楽しいだけ」のアクティビティーを行っても教育的効果は薄いと言わざるを得ません。別の例を挙げれば、学習者の学習意欲を高める必要性は誰もが認めることですが、学習者がどんな時に学習意欲が高まるのか、そのためにはどのような方法が効果的なのか、分析・検証し、実際の教室活動に取り入れる、というステップを踏む必要があります。
NPO法人国際教育振興協会 英語教育推進委員会では、研修会に参加された先生方の声や他の研修会を通じ、以前から理論と実践の両面をカバーできる研修プログラムの必要性を感じていました。それを具現化したものが、Teyl−JAPAN(Teaching English to Young Learners ジュニア英語プロ教師養成講座というオンライン版の研修プログラムです。Teyl−JAPANは、J-SHINEの認定コースとして認可されています。J-SHINE認定コースの中で唯一、オンラインのみで資格取得(受講開始から修了まで学習できる)研修プログラムです。
Teyl−JAPANでは、「子どもとは何か」という根本的な部分から学習を開始し、第二習得のメカニズムやクラス運営に必要な要素といった「理論編」と、具体的な指導テクニックの「実践編」をバランスよく学んでいきます。Teyl−JAPANのコンテンツは、オンラインのメリットを活かした常に最新の情報ですので、これから児童英語教師を目指される方はもちろん、現職の先生方にとっても新たな発見があるでしょう。
研修の質と量が子どもたちの学力を変えます。子どもたちの学力を高める特効薬といったものはありません。地道に研修を続けること、常に学び続けることこそが、日々変わる教育情勢に対応できる免疫となるはずです。精進したいものです

