英語研修はこうあるべきだ!

 2008-03-18
ここ最近、よくどんな研修が必要とされていると思うかというご質問をいただきます。今回は、私共 NPO法人 国際教育振興協会 英語教育推進委員会がどんな考えを持って英語研修あたっているかをお話したいと思います。

最近、新聞や雑誌を見ると、教師の指導力アップのための「○○研修」といった見出しをよく目にします。NPO国際教育振興協会 英語教育推進委員会は、今までに自治体主催の小学校・中学校・高校の先生方向けの研修会、公教育・民間教育を問わず、英語教育に携わっている先生方向けの研修を実施して参りました。当協会では、主に以下のような研修内容で研修会を実施してまいりました。     

■ 教員研修プログラム内容例

・ 子どものために『小学校担任教師』がもっと主体的に英語活動を行うには
・ コミュニカティブな英語を教えるための5つのテクニック
・ 小学校担任の先生が抱えて問題を解決する〜Q&A〜
・ テキストを使った小学校英語実践編
・ Chants & Songs
・ JTE+ALT=SUCCESS
・ 小学校における年齢・発達段階を配慮した最適な英語指導を考える
・ The Perfect Teacher
・ ジュニア英語指導における言語素材の料理方法は∞!
・ 英語発音クリニック
・ Classroom Management Seminar
・ Motivation Factors and Classroom Atmosphere Workshop
・ Learning Style Seminar
・ Evaluating Student Progress Workshop
・ 効果的なクラスルームイングリッシュの使い方

研修会に参加された方々から、「大変役に立った」「次回も大いに期待したい」といったお褒めの言葉をいただきました。また、さまざまなご要望もいただきました。しかしながら、現実問題として参加者の方々全てを満足させられる研修会の実施は困難です。そこで、私どもは研修会の開催にあたって、いくつかのポリシーを確立することが責務と考えました。以下はほんの一例ですが、研修会を実施する上では、必要な要素について簡単にご説明します。

■ 教師研修で必要なこと

1)研修を受ける前の準備
対面研修を受けていただく前に事前に資料の一部を学んでいただく課題や、それにまつわる情報提供(ブログ、メールマガジン等)を行うことで、研修会に能動的・積極的に参加していただくようにしています。

2)常に学習者の立場に立つ
  研修を受ける先生方に常に学習者を意識して研修会に臨んでいただく。具体的には、研修で扱ったアクティビティをご自分の学習者に実施する場合のメリットや課題、変更点などを想定していただく。こうすることで、すぐに実践に活かせることが可能になると思います。

3)固定は死!
  1)とも関連しますが、研修で取り上げたことを、そのままスライドさせて使うことは難しい場合 が多いと思います。現場の状況に合った形に臨機応変に変更することがポイントになると思います。また、たとえ研修自体も当然のことながら、研修を受ける参加者に応じて加減します。

4)新たな発見、モチベーションの向上
研修に参加された方に、「目から鱗」の要素・新たな発見や気づきがある内容であることがポイントかと思います。参加することで、モチベーションが高まる内容でなければならないと思います。また、その場でのモチベーションの向上に終わるのではなく、現場に戻った後にもそのモチベーションを継続できるよう、新しい情報を発信し続けます。

5)モギ授業(体験型授業)
   これは、参加されたご要望が高いものです。モギ授業(体験型授業)のメリットは、参加者が学習者として授業を受けることで、授業の進め方、テンポ、どこがつまずきやすいか、などが理解 できる、という点です。

6)To teach is to learn.
   「教えることは学ぶこと」、ということを研修会を通じて実感していただくようにしています。

今後もこういった研修会を開催していく予定です。もちろんその際は、このブログで情報を発信いたしますので、ぜひその時はご参加ください。
コメント
質問です。
フォニックスについては研修等されてますか?

私はNPO英語教育支援協会をたちあげ、鹿児島の英語教育(小学校の先生方のサポート)の向上を図りたいと思い活動しています。 英語研修も何回か開いています。
【2008/03/18 21:35】 | 元気100倍! #- | [edit]


小学校の先生向けの研修をしていらっしゃるのですね。


ご質問ありがとうございます。

さて、ご質問のフォニックスについてですが、

フォニックスに特化した形の研修は行っていませんが、時に研修項目の1要素としてフォニックスを扱うことはあります。例えば、チャンツや歌の中でかたまりとして取り上げます。指導方法は様々ですが、私たちは、c-a-tと個々の音の発音ではなく、小学校の英語活動では、cat、あるいは "I like cats." と単語、文の中でまねさせるスタンスが望ましいと考えています。

フォニックス指導の効果は重々理解しています。小学校の先生方の研修会でも、発音に関しては、クラスルームイングリッシュなどでさらっと扱う程度に留めています。以前、ある研究開発校(小学校)の授業を見る機会がありました。授業の中で、ある児童の発音を担任の先生が何度も訂正し、正しい発話を強要していました。その児童は、皆の前で発音を訂正されるわけですから、萎縮し、声は小さくなるばかりでした。

その時に、これでは英語嫌いを作ってしまう、と思いました。発音はネーティブスピーカーに近いことにこしたことはないと思いますが、児童の指導の発音指導をどこまで行うかは慎重に考えていかなければならないですね。

先生のところはいかがですか?
【2008/03/19 13:13】 | 英語教育推進委員会 #- | [edit]












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【2008/03/19 18:05】
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