語学の学習はさまざま 〜私の先生はテレビドラマ〜
2008-09-02
海外に住めば、語学が上達すると考える人は多いと思います。私もそう考えました。しかしながら、実際に仕事で海外に行く機会があり、意識して学習しなければなかなか上達しないことが分かりました。私は1988年〜1989年(1年半)にかけ、韓国のソウルの語学学校に日本語教師として赴任しました。赴任当初は、簡単なあいさつ程度の韓国語しかできませんでした。
月曜日から金曜日まで、1日8時間ほど授業を担当するというハードスケジュールでした。授業中は韓国語禁止という中で6ヶ月が過ぎました。私の韓国語の実力は赴任当時よりは上達しましたが、日常の簡単な会話しかできない初級レベルでした。
このままではまずいと思い、一念発起して学習を始めました。大学や韓国語の先生についての学習は業務上難しかったので、私が取った方法は、テレビでした。しかも日常の会話の場面が出てくるドラマ(冬のソナタのようなもの)を見ることでした。毎日、テレビの前に座って、「宜しくお願いします」と言って、朝夜2時間ほどドラマを見ました。はじめのうちはもちろんちんぷんかんぷんでした。しかし、根気よく見続けているうちに、不思議なことに耳が慣れてきました。レストランの場面、銀行の場面、道を尋ねる場面等、ドラマは日常生活そのものです。例えば、レストランでウェイターがお皿を「お下げしましょうか」、お客が「下げてください」という場面があれば、その表現をノートに書き、レストランですぐ使うということを半年ほどやっているうちに、日常会話に不自由しなくなりました。
韓国語は日本語と語順がほぼ同じで、漢字語の発音も酷似していますから日本人にとっては学習しやすい言語と言えます。しかし発音は決してやさしくありません。20年後の今も耳から覚えた言語だからでしょうが、不思議なことに忘れていません。語学の学習の仕方は人それぞれだと思います。文法から入る人、カラオケで学ぶ人、洋書のファッション雑誌で学ぶ人がいます。皆さんはどんな学習をされていますか。是非お聞かせください。
■粋な英語フレーズ
・不幸中の幸いだ。
It could have been worse.
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