よい教師とは

 2008-09-10
今回は、人生に大きな影響を与える教師について考えたいと思います。 

中国の諺に「魚を一匹与えると一日分の食料が確保されるが、魚釣りを教えれば一生分の食料確保が約束される。」というのがあります。ご存知の方も多いと思います。魚を一匹食べれば、その日は生きられるというのは「知識」です。一方、魚釣りの仕方を体得できれば、一生生きられるというのは「智恵」です。

よい教師とは、単に子どもに知識だけを与えるのではなく、学習の仕方はもちろんのこと、将来壁にぶち当たった時に、それを乗り越える術(智恵)を伝授できる教師だと思います。幸い私も大学時代の恩師がそういった教師でした。彼は、常にオリジナリティにこだわりました。レポートを出した際に、「文章はよく書けている。しかし、【君】が文章の中にいない」と。今振り返りますと、個性と経験を尊重し、つねに智恵(人生・生き方などに関わる経験に基づいた考え。道理や善悪などをよく判断し、物事を上手に処理する頭の働き)をもって生きることの大切さを説いてくださったと思います。

イギリスのユダヤ教徒のJonathan Sacks氏 は教師について次のように言っています。
「スポーツ選手、スーパーモデル、テレビのパーソナリティーなど今日たくさんのヒーローが存在するが、彼らの名声は15分しか持たないし、次々に現れては消えていく。でも素晴らしい教師から受けた影響はずっと残り、教師とは我々の人生を真に形作る人たちなのである。」



■粋な英語フレーズ
・彼は読書に没頭していた。
He lost himself in reading.


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